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アイシー最終回あらすじネタバレを予想してみました!

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アイシー最終回あらすじネタバレを予想

みなさん、わかると思いますが、岩田春樹射殺事件の真犯人は息子です。岩田が別れた妻や子供たちのもとに金を無心に来たときに息子は包丁を隠しており殺そうとしていました。

どういう経緯で岩田の件を知ったのかは謎です。

おそらく刑務所内にいたときでしょうか?

息子の身代わりに犯人になろうと思った。岩田の娘に、犯人を見ました!と言わせたのも夏見からそう言うように言われたのでしょう。

さらに夏見は本当に氷月の母親を殺したのか?

アイシー最終回~柊班が挑む、最後の事件!!〜氷月の吹き出しであらすじ

あの日、私は父と呼ぶべき男と向き合っていた。

夏見直次。警察官襲撃事件と岩田春樹射殺事件の容疑者。そして、私の胸に深い傷を残した男。今、彼は拳銃を手にして逃亡者となっていた。

土屋さんたちが見守る中、私は単独で夏見と対峙した。彼の手には拳銃が握られていた。皮肉なことに、この状況は私が何度も想像していた場面だった。憎しみだけで生きてきた私にとって、父との最後の対決。

「拳銃をこちらに渡せ」

私の声は予想以上に冷静だった。夏見はゆっくりと拳銃を差し出した。グリップを掴んだ瞬間、私の中で何かが波打った。銃口を彼に向けるとき、目の前には私の憎しみの対象ではなく、ただの老いた男がいた。

その瞬間、過去の記憶が走馬灯のように駆け巡る。母の笑顔、姉の優しさ、そして全てを奪われた絶望。復讐心が私の全てだった。しかし、引き金に指をかけた瞬間、私は気づいた。この男を殺したところで、失ったものは戻らない。私の中の憎しみを燃やし続けることで、本当に傷ついているのは自分自身だったのだ。

全員が固唾を呑んで見守る中、私はゆっくりと銃を下ろした。残りの銃弾を確認し、冷静に夏見を逮捕した。彼は二つの事件について自白したが、その供述には何か引っかかるものがあった。曖昧さ、矛盾。私は本能的に、まだ見えていない真実があると感じていた。

警察署に戻ると、赤松係長に呼び出された。予想通りの叱責だった。

「柊、お前はいい加減にしろ!勝手な捜査行動、そしてこの事件からは手を引け。これは命令だ」

しかし、私はもう後戻りできなかった。真実を知らずして、私は前に進めない。

その夜、家に帰ると陽菜が待っていた。妹の目には不安と期待が混ざっていた。彼女にとって、私は姉であると同時に、母親代わりでもあった。これまで私は彼女を守ることだけを考えてきた。だが、本当は自分自身が彼女に守られていたのかもしれない。

「陽菜、聞いて」私は彼女の目をまっすぐ見つめた。「私はもう過去に縛られない。あなたにも同じようになってほしい。私は私のために生きる。そして、あなたも自分の幸せを見つけて」

陽菜の目に涙が浮かんだ。長い間、私たちは言葉にできない悲しみを共有してきた。しかし今、その鎖を断ち切る時が来たのだと感じた。

翌日、命令を無視し、私は単独で捜査を続けるつもりだった。事務所に向かうと、予想外の人物が待っていた。土屋さんだ。

「休暇を取った。一緒にやろう」

彼の言葉は簡潔だったが、その背後にある決意は重かった。さらに驚いたことに、穂村と木皿も現れた。

「処分覚悟です。でも、一緒に捜査させてください」

彼らの真剣な表情に、胸が熱くなった。これまで孤独だと思っていた私の周りには、こんなにも信頼できる仲間がいた。

こうして柊班による非公式の捜査が始まった。夏見は本当に犯人なのか?彼の自白の裏に隠された真実とは?そして、この事件が解決したあとの私たちの行く末は?

答えはまだ見えない。しかし一つだけ確かなことがある。もう私は一人じゃない。そして、復讐のためではなく、真実のために闘う決意ができた。それだけで、私の中の何かが変わり始めていた。

夏見直次。彼は私の父であると同時に、私が乗り越えるべき過去そのものだった。この事件の真相を明らかにすることで、私は初めて自分自身の人生を歩み始めることができる。

そう、これは終わりではなく、新たな始まりなのだ。

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